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sdomino.gifドミノ軒について

ドミノ軒は、ラーメン屋の店主がドミノを置くリズムに合わせ、客の食べる動作が音楽になっていく、一種の音楽ムービーです。ユーザーはリアルタイムに描画される3D空間の店内を、あらかじめ編集されたカメラワークで閲覧することも可能ですし、自分でカメラを動かしながら、各キャラクターの動作を見ることも出来ます。


本プロジェクトがドミノ軒という企画に具体化していくまでには、長い紆余曲折があります。
これは、WPFを使うことが初めてだったため、開発の過程で判明した可能性や制限を、企画に修正・反映させる作業が頻繁に発生したことによります。
以下簡単に経緯を述べます。


まず最初に、WPFのどの機能をフィーチャーするか選択するところから始めました。
ビジュアル面でのインパクトがあること、Flashでは実現不可能な表現であること、の2点を念頭にWPFの機能を調べ、3Dを簡単にコントロールできる機能を企画の中心に据えることに、早い段階で決めました。


しかし、最初のテストの段階で、WPFの3Dコントロールの簡単さは、パフォーマンスとのトレードオフだという事実に突き当たります。ゲームで実現しているようは複雑な3D描画はほぼ不可能だと。
そこから、簡素で魅力的なオブジェクトの探索が始まり、やがて、ドミノというモチーフにたどり着きます。しかし、ドミノという直方体の簡単なモデルでも、3D機能をアピールできる規模の数量で並べることは難しく、根本的な打開策を考える必要がありました。
そこで、それまで想定していた、ドミノを使ったゲーム・アプリケーション的なコンテンツから、もっと作品性の高いものにすることで、既存のゲームなどとの3Dスペックの比較から逃れられるのではないか、と考えました。


ここで、兼ねてからクリエイターとして尊敬していた、qubiさんに企画から一緒に考えてもらえないかと、声をかけました。qubiさんは、ラーメン屋の店主にドミノを並べさせる企画を出しました。
そして、最初の底本となったのが、この企画メモです。


企画メモ(pdf)


この面妖な企画を具体的に実装するために、どうしたら分かりやすくなるか、何日か話しあい、客が料理を注文することで音楽が生成されていく、インタラクティブなPVのようなモノに出来ないか、ということで話がまとまりました。


このblogでは、この辺りから書き込みが始まります。


そして8月の後半になり、仕上げの時期になって、結局音を同期させる方法を見つけられず、インタラクティブなPVから、PVへと方向転換することになります。これでようやく現在の公開されている企画にたどりつきます。