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2006年10月15日

sdomino.gifドミノ軒を振り返って(勅使河原版)

僕がこのブログに書き込むのは今回で3回目。他のみんなは数十回書いてる。まるでさぼってるみたいじゃないか。そんなことは無い。これでも一応あーだこーだと口では言っていた。

6月、ドミノを使ってなにかする、というのが決まっている段階から、僕はアートディレクション役として参加した。実際にドミノを配置し、そして倒れるまでのデモを見せてもらう。ここに何をすれば魅力的になるのか。そんなところから考え始めたように思う。

正直、こんなやり方は僕にとっては初めてのことだった。ドミノを並べ倒すという仕組みが出来上がっているのに対して、後付けで世界観なりを吹き込んでいく。更にいえば、これはドミノの紹介ではなく、WPFの魅力を伝えるということが目的。とりあえず、どうしてドミノなんだ、という疑問を抱くような隙を与えたくない、という思いがあり、いくつかの構想を出した。
※役柄的にWPF開発の参考になるようなことは何一つ書けないことをご了承下さいませ。

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2006年10月07日

sdomino.gif開発の後に想う事

何が大変だったかと言えば、プロジェクト全体の視点で言うと、
”開発環境のポテンシャルが全くと言っていいほど見えない状況から作らなければならない”
というのに尽きると思います。

自分の立場で言えば、最も気を使った点は、
”3Dモデルのクオリティと再生速度(処理負荷)のバランス”
でした。

しかし、いったい、3Dモデルのどのプロパティ(頂点数、オブジェクト数、テクスチャの解像度)にシェイプアップを施せば効果的なのか、そもそも全てのプロパティに施さなければしょうがない事なのか、あるいは特定のプロパティに関しては施したところで効果が無いというものがあるのかどうか、とにかく最初*1は何も見えていない状況でした。

そんな中で吉川さんから、「じゃあ根拠は無いですが、これが効きそうだからこれをシェイプアップしてみましょう」とか「これはあまり関係ないようでした、今度はこれをシェイプアップしてください。よろしくお願いします。」とか「えー、これはほとんど関係ありませんでした。ですがおそらく、これはこうでないと駄目でしょう。この範囲に収めてください。」とまあ、吉川さんに組み込んでもらっては、その効果を見て、っていう作業を繰り返して各プロパティのポテンシャル空間の広さを測るというか、真っ暗な部屋で、壁までの距離を測るようなことを繰り返していました。それは結構プロジェクトの半ばまで判らなくて、あれこれ修正していて。結構疲れましたです。

自分の主な役割は、そこまでだったので、あとは本当に皆さんお疲れ様でした。
いい飯、いい酒、ましょう!

*1
最終的にも”確証”までは持てていませんが、以下の記事を見ていただければ
「ああ、これぐらいのものは動くんだな」
というのがお分かりいただけるんではないと思います。
今後、EXPRESSIONで開発される方の参考になれば幸いです。

3Dデータ(オブジェクト数、頂点数、材質数etc.)
テクスチャの解像度

sdomino.gifドミノ軒を振り返って

作業完了した今、これがWPFの魅力を伝えるものになっているのか、自分で評価してみると、巷のサンプルよりもはるかに高度なモデリングやアニメーションを行っている点から、なんとか及第はもらえるのではないかと考えています。
ただ、コンテンツとして成立しているか考えてみると、最後の最後でインタラクティブな部分を削いだことが、驚きや楽しさを半減させてしまったのではないか、という不安が残ります。
一方で、もう少し冷静に考えると、ラーメン屋にドミノを並べる、その醍醐味を無視して強引にPVにした時点で根本的な分かりにくさが侵入して来たのかな、という大きな不安があります。
今回はどこに普遍性を持たせればよかったのか、ジクジクと考え続けてしまいそうです。
そういった不安を抱えつつも、とにかく最後まで作り切ることで、何か異様な存在感を持つところまで到達してはいるかなと思います。
新しい環境に、新しい可能性を見出せたか。皆さんにこのコンテンツを一つの参照点として利用していただいて、より完成度の高い、面白いコンテンツを作っていただければ幸いです。

2006年09月21日

sdomino.gifカメラ付けツール

9月に行った最大の変更は、カメラワークの作りこみでした。
実際の作業は馬場さんが9月後半に行いましたが、そのために再び独自のツールを用意する必要がありました。8月までの作業に使っていたInteractive Designerは、多量の3Dモデルを配置した状態では非常に動作が重くなるので、軽量のダミー店内モデルとアニメーションしない人物を使ってカメラワークを付けましたが、作りこむためにはどうしても実際のデータを使って作業を行う必要があったからです。

ブラッシュアップが続けられる実際のデータと同じものを使って作業するために、プロジェクト内部に別Sceneとして構築してStartupUriを切り替えて動かす方式を採りました。

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